(3.142) |
表面硬化処理 | |||||||
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surface-hardening treatment | ||||||||
表面加熱後の焼入硬化処理。
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(3.85) |
高周波焼入れ | |||||||
induction hardening | ||||||||
加熱が誘導によって行われる表面硬化処理。
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(3.65) |
炎焼入れ | |||||||
flame hardening | ||||||||
熱源が炎である表面硬化処理。
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(3.26) |
浸炭 | |||||||
carburizing | ||||||||
オーステナイト中に固溶している状態の炭素を、表面に富化させるために鉄鋼製品にオーステナイト状態で適用される熱化学処理。
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エンリッチガス | ||||||||
enriched gas | ||||||||
浸炭性雰囲気のカーボンポテンシャルを増加させるために添加する炭化水素などのガス。 | ||||||||
(3.22) |
カーボンポテンシャル | |||||||
carbon potential | ||||||||
鋼を加熱する雰囲気の浸炭能力を示す用語。その温度で、そのガス雰囲気と平衡に達したときの鋼の表面の炭素濃度で表す。
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露点 | ||||||||
dew point | ||||||||
雰囲気中の水分が凝縮し始める温度。
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真空ガス浸炭 | ||||||||
vacuum carburizing | ||||||||
真空中で処理物を加熱し、浸炭性ガスを導入して行う浸炭。 | ||||||||
プラズマ浸炭 | ||||||||
plasma carburizing | ||||||||
媒体がプラズマである浸炭。 | ||||||||
電解浸炭 | ||||||||
electrolytic carburizing | ||||||||
塩浴中で、陰極とした処理物と陽極との間に通電し、処理物を加熱して行う浸炭。 | ||||||||
緩和浸炭 | ||||||||
mild carburizing | ||||||||
過剰浸炭を防止するために浸炭性の弱い浸炭剤中で行う浸炭。 | ||||||||
(3.24) |
復炭 | |||||||
carbon restoration | ||||||||
以前の処理によって脱炭した表面の炭素含量を回復するための熱化学処理。 | ||||||||
(3.25) |
浸炭窒化 | |||||||
carbonitriding | ||||||||
オーステナイトでは固溶状態にある炭素及び窒素の表面に増加させるために、Ac1を超える温度に鉄鋼製品を加熱する熱化学処理。
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(3.110) |
窒化 | |||||||
nitriding | ||||||||
窒素の表面富化を生じるように鉄鋼製品に適用される熱化学処理。
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真空ガス窒化 | ||||||||
vacuum nitriding | ||||||||
真空中で処理物を加熱し、窒化性ガスを導入して行う窒化。 | ||||||||
(3.101) |
炭窒化 | |||||||
nitrocarburizing | ||||||||
窒素及び炭素を表面富化させ、ひいては化合物層を作らせるために鉄鋼製品に適用される熱化学処理。
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(3.109) |
プラズマ窒化 | |||||||
plasma nitriding | ||||||||
媒体がプラズマである窒化。
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真空ガス浸炭窒化 | ||||||||
vacuum carbonitriding | ||||||||
真空中で処理物を加熱し、浸炭性及び窒化性ガスを導入して行う浸炭窒化。 | ||||||||
プラズマ浸炭窒化 | ||||||||
plasma carbonitridingp | ||||||||
媒体がプラズマである浸炭窒化。
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(3.55) |
直接焼入れ | |||||||
direct quenching | ||||||||
熱間圧延、成形又は熱化学処理に引き続いて直ちに行われる焼入れ。 | ||||||||
一次焼入れ | ||||||||
primary quenching | ||||||||
浸炭した鋼の心(core)部の組織を微細化する目的で、心(core)部のAc3点以上の適切な温度に加熱して行う焼入れ。 | ||||||||
二次焼入れ | ||||||||
secondary quenching | ||||||||
浸炭した鋼の浸炭層を硬化する目的で、一次焼入れ後浸炭層のAc1点以上の適切な温度に加熱して行う焼入れ。 | ||||||||
(3.29) |
セメンテイション | |||||||
cementation | ||||||||
金属材料の表面層の硬さ又は耐熱耐食性などを向上させるために、高温度の各種媒剤中で、他の元素を表面に拡散させる操作。
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(3.2) |
アルミナイジング | |||||||
aluminizing | ||||||||
表面にアルミニウムを富化させる目的で、鉄鋼製品に適用される熱化学処理。
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ガルバナイジング | ||||||||
galvanizing | ||||||||
鉄鋼の耐食性を向上させるために、溶融亜鉛浴に浸せきして表面を亜鉛で被覆する操作。
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(3.141) |
サルファライジング | |||||||
sulfurizing | ||||||||
硫黄を鉄鋼の表面に拡散させる操作。
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(3.30) |
クロマライジング | |||||||
chromizing | ||||||||
クロムの表面富化を得るために、鉄鋼製品に適用される熱化学処理。
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(3.124) |
シリコナイジング | |||||||
siliconizing | ||||||||
けい素の表面富化を得るために鉄鋼製品に加えられる熱化学処理。
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(3.123) |
シェラダイジング | |||||||
sherardizing | ||||||||
亜鉛の表面富化を得るために鉄鋼製品に加えられる熱化学処理。
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(3.16) |
ボロナイジング | |||||||
boronizing | ||||||||
鉄鋼製品にほう化物の表面層を生成させることを目的として行われる熱化学処理。
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炭化物被覆処理 | ||||||||
carbide coating | ||||||||
鋼の耐摩耗性などを向上させるために、その表面に炭化物皮膜を生じさせる処理。
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(3.135) |
水蒸気処理 | |||||||
steam treatment | ||||||||
水蒸気で加熱して、表面に四三酸化鉄を生じさせる処理。
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(3.105) |
過浸炭 | |||||||
overcarburizing | ||||||||
表面の炭素量が規定の水準を超える浸炭。
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過剰浸炭 | ||||||||
excess carburizing | ||||||||
浸炭層の炭素量が目標値以上になる現象。 | ||||||||
(3.48) |
焼入硬化層深さ | |||||||
depth of hardening | ||||||||
焼入れで硬化する深さ。
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浸炭硬化層深さ | ||||||||
carburized case depth | ||||||||
鋼を浸炭し、焼入焼戻しによって硬化した浸炭層の深さ。
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